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お天気豆知識(2025年01月08日(水))

しょうが湯
しょうが湯

冬場は温かい飲み物で体を内側からも温めたいものですね。そこでおすすめなのが、「しょうが湯」です。
民間療法の風邪薬としても古くから知られるしょうが湯は体を芯から温めてくれる飲み物です。
しょうがは栄養的には特に目立ったものはありませんが、ジンゲロールなどの辛味成分が新陳代謝を活発にし、発汗を促して、熱を下げる働きをします。
また、せき止めや、食欲を増進させる効果も期待でき、風邪のひきはじめに効果があるといわれています。このため、しょうがは昔から生薬としても用いられてきました。
現代社会はとかく薬に頼りがちですが、天然の素材を用いたしょうが湯を飲んで、風邪に負けないようにしたいものですね。

おいしいしょうが湯の作り方
おいしいしょうが湯の作り方

風邪のひきはじめに効果があるしょうが湯ですが、その作り方は非常に簡単です。
まず、カップにひとかけらの根しょうが(しょうがの根の部分)をすり下ろし、ガーゼなどでこします。そして、すり下ろした汁に熱湯を注げばしょうが湯の出来上がりです。
味が物足りない場合や辛味が苦手な子供に飲ませる時は、ハチミツなどを混ぜると飲みやすくなります。
そのほか、好みによってはミネラルを豊富に含む黒砂糖を入れるとよいでしょう。
しょうが汁とハチミツや砂糖などの味付けは、それぞれの好みに応じて調整してみてください。大人が飲む場合は、ブランデーなどで香り付けするのもいいですね。

過去のお天気豆知識

しょうが湯2025年01月08日(水)
紫外線は高い山ほど量が多くなる2025年01月07日(火)
春の七草2025年01月06日(月)
温泉の基準2025年01月05日(日)
小寒(しょうかん)2025年01月04日(土)
ズワイガニの呼び名2025年01月03日(金)

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お天気豆知識

しょうが湯

しょうが湯

冬場は温かい飲み物で体を内側からも温めたいものですね。そこでおすすめなのが、「しょうが湯」です。民間療法の風邪薬としても古くから知られるしょうが湯は体を芯から温めてくれる飲み物です。しょうがは栄養的には特に目立ったものはありませんが、ジンゲロールなどの辛味成分が新陳代謝を活発にし、発汗を促して、熱を下げる働きをします。また、せき止めや、食欲を増進させる効果も期待でき、風邪のひきはじめに効果があるといわれています。このため、しょうがは昔から生薬としても用いられてきました。現代社会はとかく薬に頼りがちですが、天然の素材を用いたしょうが湯を飲んで、風邪に負けないようにしたいものですね。

紫外線は高い山ほど量が多くなる

紫外線は高い山ほど量が多くなる

紫外線の量は季節によって大きく変わることは知られていますが、標高によっても変わってくることをご存じでしょうか。紫外線の量は、標高が高くなるほど多くなるのです。宇宙からやってくる紫外線は、地球の大気の層を通過する際、オゾン層や窒素、水蒸気などによって吸収されたり散乱したりします。ところが標高が高くなると空気の密度が少なくなる、つまり空気が薄くなるため、紫外線を吸収する力が弱くなるのです。また、山の上は空気が澄んでいることも原因です。紫外線を吸収するちりやほこりなどが少ないことで、紫外線の弱まり方が鈍くなるのです。この結果、高い山では麓にいるより多くの紫外線を浴びることになります。冬は、夏に比べると紫外線に対して油断しがちですが、山へ出かける際は、意識する必要がありそうです。

春の七草

春の七草

中国では昔から1月7日に「七日正月(なのかしょうがつ・なぬかしょうがつ)」として七草のかゆでお祝いをする習慣があり、日本には万葉集の時代に伝わりました。これが1月7日に七草がゆを食べる風習の始まりです。当初は稲や麦、豆などの7種類の穀物をかゆにしていました。七草が現在のセリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロのことをさすようになったのは、鎌倉時代になってからといわれています。お正月は連日おもちやおせち料理などを食べ過ぎたり、食事の時間が不規則になりがちです。胃にも正月疲れがたまるこの時期に、胃への負担が少ない七草がゆを食べることは、たいへん理にかなった風習だといえるでしょう。